栃木県那須塩原市商工会

人の手で森を作る仕事で木を育て、森を作り、育った木を切って売る産業です。切った木は丸太だけでなく、細かく砕いたチップなどに形を変えて売ることもあります。木を切った後には苗木を植えて新しい木を育てます。また森にはを生み出すだけではなく、木をや炭などにしてとなったり、地面に雨をたくわえてきれいな水を作り出したり、空気をきれいにしたり、木の根が土をつかんでをいだりなど、世の中に役立つさまざまなきがあります。森を守ることでこうしたきを守っていくのも林業の仕事です。

木を育て収穫しながら森を守っていきます。まずは山に木の子どもである「苗木」を植えます。その木を50年～60年という期間、大切に世話をしながら育てます。木が大きくなったら切ってし、そしてまた新しいを植えます。このくりかえしが林業です。また、安全も林業の大切な仕事です。木を切るときやぶときなどにけがをしないために、安全のや安全パトロールなどを通してみんなで気をつけています。

わたしたちの身のまわりで、木でできたものにはどんなものがあるでしょうか？見まわすと、いろいろあります。やいすなどの家具、それに柱や…。木でできた家具や家のよさを「木のぬくもり」ということばで表すことがあります。木にはふしぎな力があって、木の表面に手をふれると人はフワッとした安らぎを感じたり、木目（や）のおもしろさに目をうばわれたりします。また、には室内のをするがあってな家づくりに役立っています。現在、海外からの輸入材のほうが安いため国産の木材は売れなくなり、森を育て、木材を売る仕事「林業」をける人も少なくなっています。日本の人工林の多くはだんだんれてしまっています。人工林は、人がなどの手入れをしてこそわたしたちにたくさんのめぐみを与えてくれるかな森になっていきます。また、国産の木材の利用が進むと、人工林のあるの林業と木材がが活性化するので地域を元気にすることにもつながります。